Technicインプラント治療の技術

次世代の補綴医療をリードする存在
日本全国には約10万5千人の歯科医師がいますが、その中で補綴指導医の資格を持つ医師は約685名に過ぎません。つまり、154人に1人という非常に希少な存在です。
当院の院長はこの補綴指導医と専門医の資格を有し、未来を見据えたリーダーシップを発揮し、患者様一人ひとりの口腔健康を守るために尽力しています。最新の治療法や技術をいち早く取り入れることで、最適な治療を提供し、患者様の健康維持をサポートします。当院では患者様の笑顔と健康を第一に考え、全力でサポートいたします。
※補綴とは、歯の欠損部分をインプラントやセラミック、入れ歯などで補い治療する技術です。
インプラント治療に求められる歯科医師の技術
法律上、インプラント治療はすべての歯科医師が行うことが認められていますが、日常的にインプラント治療を手がけ、多くの症例経験を持つ歯科医師は実際には少ないのが現状です。
当院の院長は、大学卒業以来、手術および補綴を含めたインプラント治療をこれまでに1,000件以上手がけた豊富な実績を持っています(2024年9月現在)。
さらに、専門的にインプラント治療を行っていない場合、必要な設備を導入することが難しく、幅広い症例への対応が困難です。当院では、インプラント専用の最新機器を完備し、1本から複数本、さらには上あごや下あごの全歯(12本以上)の埋入や、骨造成が必要な複雑なケースにも対応できる体制を整えて治療を行っています。
骨量不足の難症例にも対応可能です
インプラント治療では、顎骨に人工の歯根を埋め込む必要があるため、顎に十分な骨量が求められます。
しかし、歯周病や歯を失った後に放置していたことなどで骨量が減少している場合、通常のインプラント治療を行うのは難しくなります。下顎の場合は斜めにインプラントを埋め込むことで対応可能な場合がありますが、上顎では骨量を増やすために「骨造成」が必要になることがあります。
この骨造成は、高度な技術と豊富な経験が求められる施術です。当院では、インプラント治療全体の3〜4割の症例で骨造成を行っており、多くの実績を積み重ねてきました。そのため、他院で「骨量が足りない」と診断され治療を断られた方でも、骨造成を行うことでインプラント治療が可能になるケースが多くあります。骨量不足にお悩みの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
骨造成処置の種類
サイナスリフト
サイナスリフトは、上顎洞の膜を持ち上げ、その下にできたスペースに骨充填剤を注入することで骨量を増やす外科的治療法です。この方法は、骨の厚みが十分でなく、インプラントを埋め込む際に骨を突き抜ける可能性がある場合に適用されます。骨量が増加し問題が解消されると、インプラント治療を進めることが可能になります。
ソケットリフト
ソケットリフトは、上顎洞下部の骨に骨充填剤を注入し、インプラントを埋め込んだ後、骨が形成されるのを待つ治療法です。サイナスリフトが必要なケースよりも骨量が多い患者様に適しており、比較的小さい傷で済むため、体への負担が少ないとされています。
どちらの方法も、骨量不足を補いながらインプラント治療を可能にするための重要な選択肢です。当院では患者様の状態に合わせて最適な方法をご提案いたしますので、安心してご相談ください。
術後の負担を最小限に抑えた治療
長年の経験を活かし、手術の傷口を極力小さくすることで、術中・術後の負担を軽減し、ダウンタイムを最小限に抑えています。そのため、術後の腫れや痛みが少なく、日常生活にほとんど支障をきたしません。
また、難しい症例にも柔軟に対応し、低侵襲で簡便なインプラント治療を提供しています。この結果、当院でインプラント治療を受けた患者様からは、「次回もインプラント治療をお願いしたい」という声を多くいただいています。
Facilityインプラント専用設備

インプラント専用オペ設備
安心と安全をお届けするため、細菌感染を防ぐ滅菌設備とインプラント専用のオペ設備を完備しています。
高圧蒸気滅菌器や超音波洗浄機などの滅菌設備はもちろん、天井に設置した医療用空気清浄機など、インプラント治療を安心・安全に行うための専用個室をご用意しています。
インプランター

インプラントの手術の際にインプラントを安全に顎の骨に埋め込む為の機械です。
無影灯

手や頭の影が手術を妨げないよう、無影灯を設置しています。
空気清浄機

医療用の空気清浄機です。通常の置き型空気清浄機の7倍以上の清浄能力があります。

歯科用CT
歯科専用CTとは、“コンピュータ断層撮影装置”のことです。
通常の歯科用レントゲン装置は、平面的(2次元)な画像ですが、歯科専用CTは、撮影したところを水平・垂直・斜めと見たい断面を自由自在に表示できるため、立体的(3次元)な画像診断が可能です。
また、医科用CTに比べて被曝量が少ないのも特徴で、インプラント治療だけでなく、親知らずの抜歯、歯周病治療などの治療に用いられます。